Architectural design office
アポロラボ 一級建築士事務所
北海道札幌市の建築設計事務所
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マガモ


道庁の池は大部分が凍っていました。
暖かかった冬も12月に入って例年どうりの寒さになってきました。
最高気温が0℃を下回る日もあり冬らしくなってきましたが、降雪量はまだまだといったところです。


道庁の池にいるマガモたちです。
冬の朝日で暖をとっているようにも見えます。
首をすくめてじっとしている姿はコロンとしていてなんとも言えません。
マガモは本来、日本で冬を過ごすためにシベリア方面からやって来る渡り鳥(冬鳥)ですが、札幌では一年中目にすることができます。
こういった鳥を留鳥と呼ぶそうです。

マガモはオスの方が数が多いので春から夏にかけての繁殖期にはメスへのアピール合戦を各池で展開しています。
一夫一妻制なので、あぶれたオスが寂しそうに群れているのをどの池でもよく目にします。
そのオス鳥ですが、メス鳥の気を引くためにとてもキレイな体色をしています。
頭部は「深く艶のある緑色」で胴は「淡いシルバー」胸は「鮮やかな栗色」をしていて白い襟のような首のラインが紳士の風格を醸し出しています。
そのオス鳥に比べてメス鳥の体色は地味でまだらな淡褐色をしています。
これは抱卵期に外敵から見付かりにくいようにするためです。
一方、オス鳥は外敵に対してかなり目立ってしまうということになります。
しかし、非繁殖期になるとなんとオス鳥はメス鳥のように地味な体色に変化するのです。
この変色は美しい体色を覆い隠すので、その意味の通りエクリプス(eclipse)と呼ばれています。
オスのクチバシは常に黄色いので、この時期のオスとメスはクチバシの色で見分けることができます。
当たり前のように身近にいる鳥ですが、厳しい自然界を頑張って生き抜いています。

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